金糸の日々
構想から4年──ついに百合漫画「金糸の日々」を描き始め、無事完結いたしました!
構想期間が長すぎた……1月で描けたというのに……
さて、語りますか。
タイトルの「金糸」ですが、つまりはティファニーの髪ですね、ええ。
日本語って美しいっていうかこの単語を知れたからこそ、このタイトルをつけることができました。
タイトルに意味を無理やりこじつけると、はかないようでそれでも丈夫。そんな糸が紡ぐ日常──みたいな。そんな感じです。なんだそれ。
この話の発端ですが、ちょうどそのころツイッターでレ●プ絵描いてというとんでもないリクエストしてくる人(なおティファニーが犠牲になってる)からの百合が見たいという要望というか軽い発言を受けて僕が勝手に思いついてしまった話なんですよねぇ……いや~、ツイッター怖い……
そこから元々いたティファニーを百合漫画要員として駆り出し(さっきからティファニーちゃんの扱いがひどい)そこから相手役としての笹崎が生まれました。
ティファニーのキャラデザはとても気に入っていたのですが、そのせいで笹崎のキャラデザはとても難航しました。1年間くらいは笹崎のキャラデザが気に入らねぇ(ゴースト風)状態が続いていたと思います。
ようやく笹崎のキャラデザが固まって、そこからはアレですね……話を描く気力なくて、イラストに逃げてましたね。そこから奮起してネームだけでも描こうと描いて、そしてまた話が思い浮かばず停滞──
どれだけの期間停滞してたのか分かりませんがようやく今年に入ってから描き上げることができました。
実はこの漫画描き上げるの2016年の新年の抱負だったり──1年後の2017年に叶えるなよ。
本編ですが、百合漫画を謳ってますが、どうなんでしょうね?
ただ、「気になるあの子と友達になりたい」──ていう気持ちが事故って友達ぶっとばしてとんでもない位置から友情がスタートするわけですが。
笹崎は美人なティファニーに純粋に憧れ、近づきたいと願い、努力した。
ティファニーは力強い笹崎に憧れ、近づきたいと願い、願うだけだった。
そんな二人が「特別な友達」になって今後、どうなっていくのか──
それは皆さん次第(要望的な意味で)というかそれを受けた僕次第になるのです。